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小学生から始めよう!『お小遣い契約書』テンプレート無料配布

娘が小学3年生になって、そろそろお小遣いをあげた方がいいのか悩んでいました。

私が子供の頃は家から1分のところに駄菓子屋があったので、文字通り小銭を握りしめて毎日のように通ったものです。

ですが、今の時代はそういう場が減りましたし、娘はそんなに物欲がないので、お小遣いの必要性が感じられずにいたんです。

放課後にお友達と遊ぶのも公園か児童館なので、お金を使うことがないんですよね。

お金を持たせることでトラブルが起きたりしないか、不安もありました。

でも、結論として6月からお小遣い制度をスタートさせたので、その詳細についてお話しします。

 

日本は他の先進国に比べて著しくマネーリテラシー(=お金に関する知識とそれを活かす能力のこと)が低いことが分かっています。

それは金融教育を全くと言っていいほど行ってこなかったから。

学校で教えてくれないのはもちろん、家庭でもお金の話はタブーとされがちで、お金についてほとんど何も分からないまま社会人になってしまう人がたくさんいます。

可愛い我が子が将来お金に困ることがないよう、絶対にやっておくべきことが金融教育なのです。

その手始めとして取り入れやすいのがお小遣いです。

やりようによっては、お金の使い方と貯め方、家計管理の基礎を実践で学ぶことができる優秀な教材になり得ます。


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お小遣いをスタートするにあたって、『お小遣い契約書』を作成しました。

きちんと書面にすることによって、お金と、お金に関する約束を守ることの大切さを実感できます。

文面は敢えて少しかしこまった感じにしました。

習っていない漢字も多用しています。

大人になると、契約書を交わす機会がたくさんありますよね。

でも、「なんだか難しそう」「面倒くさい」そんな風に思ってよく読まずにサインしてしまったことはありませんか?

保険やスマホの契約時など、思い当たる方も多いのではないでしょうか。

それはとても危険な行為で、下手をすると取返しのつかない大失敗となる可能性もあります。

今のうちから「なんだか難しい契約書」に慣れておくことで、契約書はよく読み、理解し、納得した上でサインするという当たり前のルールを身に付けてもらおう、というわけです。

 

契約書には 1.支給 2.金額 3.使途 4.注意点 の4項目を設けました。

 

1.支給

お小遣いを渡す上で最低限やって欲しいこと。

これが出来ないならお小遣いはあげられない、という言わば交換条件のようなものです。

我が家の場合はタブレット学習(スマイルゼミ)のノルマにしました。

 

2.金額

3年生で月額1,500円という金額は相場より高めかもしれませんね。

使途のところで詳しく書きますが、習い事で配るお菓子をでお小遣いで購入してもらうため、その点を考慮して設定しています。

 

3.使途

お小遣いの中から買わなければならない物をあらかじめ決めました。

これが重要ポイント。

こうすることで、もらったお小遣い全てを好きに使うことは出来なくなります。

必要な物を買うために欲しい物を我慢したり、欲しい物を買うために、必要な出費も抑える工夫をしたり。

つまりやりくりの練習です。

 

4.注意点

ここにはお金に対する心持ちや気を付けて欲しいことを書きました。

しかしながら、お金のトラブルや失敗を完全に防ぐことはできないと思っています。

むしろ子供のうちに失敗した方がいい!

そこから学ぶことがきっとあるはずです。

ドンと構える気持ちで見守ろうじゃありませんか。

 

まだ始めたばかりでハラハラすることもありますが、娘なりに色々考えたりしているようです。

しばらく続けてみて、問題点などあればまたお伝えしたいと思います。

 

 

こちらに作成したお小遣い契約書のテンプレートを貼っておきますので、よろしければご活用下さい 

drive.google.com

 

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