我が家のお金について3 頑張れば現金一括でも家を買えたけど、あえて住宅ローンを組んだってなぜ?
今住んでいる中古マンションを購入したのは2016年。
リノベーション費用600万円は手持ちの現金で支払いましたが、マンション購入価格のほぼ全額、約2,900万円のローンを組みました。
コロナの影響もあり今我が家の資産は大分目減りして総額2,300万円程になってしまいましたが、マンション購入時はもう少し潤っていました。
頑張ればローンを組まずに現金で支払うこともできそうな状態だったのです。
そこまで極端でなくとも、貯金を取り崩してローンの金額をもっと低く抑えることは可能でした。
そうしなかった理由は2つあります。
まず第1に、住宅ローンって利息が安いんです。
もちろんこれには理由があって、住宅ローンを借りる人はたくさんいるから銀行間での競争が盛んだとか、住宅が担保になっていることで貸し倒れのリスクが少ないことだとかが挙げられます。
そりゃ皆、せっかく買ったマイホームを取り上げられたくはないですからね。
一生懸命返済するわけです。
我が家は敢えて住宅ローンを利用し、手元の資産は引き続き株等で運用するという方法を選択しました。
そうすることで、ローン利息分のマイナスを補ってなおプラスになると考えたのです。
これは決して無謀な計画ではなく、投資をしている方ならそう考える方が自然かもしれません。
もう1つの理由は、住宅ローンの保険としての側面です。
住宅ローンには通常、団体信用生命保険(団信)がセットされています。
これは契約者が死亡または所定の高度障害状態になった場合、残りの支払いが弁済される補償制度です。
これが生命保険の代わりになると考えたのです。
私も夫も生命保険には加入していません。
夫に万が一のことがあった場合、株と貯蓄で少なくとも2,000万、そして現在所有しているマンションが手元に残ります。
これで娘の学費と住居費は賄えるでしょう。
生活費の分は私が働かなければならないし、場合によってはマンションを売却して住み替える必要が出てくるかもしれません。
決して手厚いとは言えませんが、現時点でのリスクと負担のバランスを考え、これで十分という結論になりました。
ちょっと普通とは違うかもしれませんが、これが我が家の住宅ローン事情です。
ちなみに、現時点のローン残高は2,400万円くらい。
返済しつつ資産運用しつつ毎月頑張ってくれています。
パパありがと〜!!
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